酒井ゆうじ ジャイガンティス

原型:酒井ゆうじ 20cmサイズレジンキャストキット
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『ゴジラの逆襲』を全米公開するにあたってアメリカ側は新規撮り足しを行って、
全く別の映画『GAIGANTIS,THE FIRE MONSTER』として公開する予定でした。
その際、撮り足し用にアメリカサイドはアンギラスとゴジラのスーツを東宝に発注、
その時のゴジラスーツがこのジャイガンティス・ゴジラです。
残っているスナップ写真を見る限り、アンギラスは初代とほとんど見分けがつきませんが、
ジャイガンティスの方は逆襲ゴジラとはかなり異なる造形となってます。
逆ゴジからキンゴジまで7年のブランクがあったわけですが劇的な形態変化をつなぐ、
まさにミッシングリンクというべき造形となってます。

しかしこのスーツ、アメリカへ渡ったものの映画にも使われず、
残っているのは斜め横から撮られたスナップ写真のみ。
まさに幻のゴジラな訳ですが、たった一枚の写真から酒井ゆうじ氏は
立体造型物として見事に再現してしまいました。
現存する写真と同じアングルからは寸分違わぬ出来ですし、
正面も反対側からの見た印象も「なるほど、こうだったんだろうな」と思わせる素晴らしい説得力です。

初代の雛型を立体化したものも素晴らしい出来でしたが、
この手の事をやらせたら酒井氏の右に出る造型師はいないと思います。
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特定のアングル、ポーズに似せる事が主題のキットですから
製作の方は特に改造なんかはしておりません。全くの素組みです。

塗装は今回、久々にアクリル塗料を使ってます。アクリル塗料は塗膜が弱く、
変なツヤが出やすいので私はレジンにもほとんど使ってなかったのですが
今回はネット上でコツを教わったのでチャレンジしてみました
手順はベースにタミヤのジャーマングレー、上からベース色が隠蔽されないように
薄くフラットアース、カーキを吹いて微妙にグラデーションをかけています。
シャドー部分はフラットアース+ジャーマングレー、
ハイライト部分はカーキ+デッキタンを吹き付けてます。

これだけではメリハリに欠けるのでエナメルのジャーマングレーを
シャブシャブにして凹部に溜まるようにウォッシング、
仕上げにラッカーのつや消しクリアースプレーを遠吹きしてコートしています。

この時、距離が近すぎたり、吹きすぎるとアクリルの塗膜が溶けてしまうのでご注意を。
実は今回、尻尾の部分で失敗してしまい塗り直すハメになってしまいました(^^;。
爪、背びれ、牙はデッキタンで眼は白目をデッキタン、黒目をジャーマングレーで塗っています。
黒目は仕上げにエナメルクリアーをボタッと落として完成です。

全体的な色味は付属のペインティングガイドに従ってセピア調に仕上げてみました。
タミヤのアクリルはグンゼのラッカーよりゴジラに合う色が多いのが魅力です、

このジャイガンティスは欧米人が入る予定だったので
2mというGMKゴジラに次ぐ大きさだったそうです。
予算の関係で撮り足し企画は没ったらしいですが動くところが見たかったですね。
(2002年10月)
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# by pasin_web | 2012-09-09 18:08 | 逆襲ゴジラ

30cm初代ゴジラ 酒井造型工房

(写真差し替えヴァージョン)
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酒井造型工房30cmレジンキャストキット。“時計塔襲撃単体バージョン”
バンプレストのプライズソフビで有名な造型ですが、やっぱりレジン版は
顔の作りからして違います。

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実はこのキット、塗装済みの状態で譲って頂いたものです。
今回はわざわざ塗装を剥がして組みなおして牙は新調しております。
塗装は基本グレーの中に色々な色が見え隠れするような感じで塗りました。
下地のブラックプライマーにレッドブラウン→ジャーマングレーと吹き重ね。
あとはドライブラシとウォッシングで青系、緑系、茶系を塗り重ねています。
かなり色々塗り重ねたので細かいレシピは忘れてしまいました。

初ゴジというとモノトーンの印象が強いと思いますが、
私の頭の中で初ゴジを天然色にするとしたらこんな感じです。

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(2007年6月製作)
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# by pasin_web | 2012-08-07 01:19 | 初代ゴジラ

ビリケン 大戦争ゴジラ

原型:須合潔貴 30センチサイズ ソフビキット
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ガレージキットのエントリーモデルとも言うべきビリケンのゴジラシリーズ。価格の安さ、作り易さ、入手しやすさ、手堅い造型・・・と非常に優れたシリーズです。
この大戦争ゴジラも特徴を良く捉えた好キットですが、頭部が若干大きすぎる点と眼球に黒目がモールドされてしまっている点が気になります。

と言う訳で今回の改造点は①眼球をスーツと同じ塩ビクリアカバーの二重構造に ②頭部を切り詰めてサイズダウン の2点です。
眼球は透明塩ビ板をヒートプレスして、眼球用と外部カバー用の2つ作成します(両目なので都合4つ)。眼球用はアイボリーで白目、オレンジで虹彩、黒で瞳を書き込みます。
キットの頭部は縦割りして内側から眼球の部分をデザインナイフ、ルーターで削り込み。先に内側から外部用のクリアカバーを取り付けてから眼球用を取り付けます。
頭部は縦のライン、横のラインから切り詰めてサイズダウンしてます。これは文章じゃどこをどうしたというのは難しいので画像から読み取ってください(^^;。
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塗装の方はほとんどVカラーの筆塗りで仕上げています。
最近、エアブラシに頼りすぎだった感があったので今回は原点に還るつもりで筆塗りで頑張ってみました。
ビリケンのキットはモールドが甘めなのでエアブラシ塗装だとノッペリするかな、というのも理由の一つ。
ベース色は黒に近いダークグレー。大戦争ゴジラは「炭のような黒」というのが私のイメージなんですが、
ただ黒で塗るとスケール感が無いのでここからドライブラシで塗り重ねています。
明度を上げたグレーを何段階かと、色味を加える意味でモンスターグリーン、
モンスターブルー、ダークブラウン等をドライブラシ。
口内は昭和ゴジラっぽくオレンジがかったピンク、爪と牙は暗めのアイボリー。背びれはアイボリーを筆塗り、上からシルバーをドライブラシしています。
仕上げに各所をパステル粉で汚しをかけています。

ビリケンのキットはオーソドックスな分、個性を出すのが難しいんですが、
塗装も含めてまあまあ合格点を出せる出来に仕上がったと思います。
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製作 2003年7月
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# by pasin_web | 2012-08-07 00:49 | 大戦争ゴジラ

ウエストケンジ GMKゴジラ リアルディフォルメ

原型:森 茂雄 全高33センチ ソフビキット
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リアルディフォルメと銘打っていますが、かなりスーツに忠実な造型のキットです。
私自身、発売当初は原型写真等を見て過小評価してしまったのですが
現物を入手してGMKゴジラの禍禍しさ、ボリューム感をうまくトレースした造型だと改めて実感しました。

とはいえ個人的に気になる点も2、3あります。

まず修正できそうな箇所としては足が長すぎる点とサイドから見たときに首が太過ぎる点。
修正が難しそうな箇所としては上半身に比べて下半身のデティールの甘さが気になりました。
とりあえず首と足は切り詰めで処理。首は喉元の左右2箇所を、足は足首を7ミリぐらい切り詰めています。
眼球も表面ががさついているのでくり貫いてビーズ球をはめ込みました。
裏側からはめ込んでエポキシボンドとエポパテで固定しています。
たいした改造じゃ無いですが、かなりアップ用スーツのイメージに近づいたと思います。
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塗装は右脳怪獣氏のHPに掲載された「白立ち上げ塗装」が
このゴジラにはピッタリだと思ったので真似してみました。

まずは全身にVカラーのアイボリー(つや消し)を筆塗り&エアブラシ。
次に適当に混色したダークブラウンを多めに塗料が残った筆で色が凸部に乗るように擦りつけていきます。
これを全身に施した後、凹部に残ったアイボリーを塗りつぶさないようにダークブラウン、ダークグレー、
モンスターブルーを薄く吹き付け。更にMRカラーのクリアオレンジ、
クリアレッド、クリアブルー、クリアグリーン、スモークを吹き重ねて深みを出しています。

爪はライトグレーを筆塗りしてダークブラウン、ブラック等で強めに汚しをかけました。
背びれもライトグレーをベース色にダークグレーを多めに吹き付けてトーンを落としています。
口内はアイボリーをベースにMRカラーのクリアブルー+クリアレッドで
混色したクリアパープルを流し込み塗装。
目玉はビーズ球の地色を活かしつつスモークで血管を書き込み、
白を少量混ぜたエナメルクリアをコートしました。

アイボリー立ち上げは初めてやったんですが完成形がイメージ出来ず苦労しました。
もう少しアイボリー部を残してやった方が模型的には良かったと思います。
結果的に右脳怪獣さんの作例とは違った仕上がりとなってしまいましたがこれも私の芸風ということで。
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(2003年10月 製作)
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# by pasin_web | 2012-08-05 23:18 | GMKゴジラ

ゴジラ 国会議事堂出現(単体)

酒井ゆうじ造型工房 20センチサイズキャストキット
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<キット>
酒井ゆうじ氏が1999年に国会議事堂付きのジオラマキットとして発表した20cmサイズの初代ゴジラ。
私が入手したのはゴジラ単体で発売したバージョンのものです。
「怪獣大進撃8」で怪獣ガレージキット製作法のページにフューチャーされていたのが印象に残っています。

このサイズの初ゴジキットはかなりの数が世に出ていますが、個人的にはこれがベストだと思ってます。
国会議事堂襲撃シーンの有名なスチールを基に立体化してますからその角度(右斜め前)からの似具合は
勿論素晴らしいのですが、別の角度から見ても破綻することなくまとめあげられています。
酒井さんの初ゴジは何作かありますが、私はこれと48cmがフェバリットですね。
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<製作・塗装>
今回はサクッと作りたかったので普通に組んだだけです。
酒井工房のキットは離型剤も落としやすいし、パーツの合いも良いのでソフビより組み易いですね。

塗装はスチールを意識してモノトーンで塗装。ただ白と黒の塗料を使ったのでは深みが出ないので今回はちょっと変わった手順で塗装してます。

まずVカラーのつや消し黒+ライトブルー+クリアオレンジで茶色寄りの明るめのグレーを作って
エアブラシで吹きつけ。これを下地色としてエナメル塗料のウォッシングでトーンを落としていってます。
使ったのはタミヤエナメルのフラットブラックをベースにクリアオレンジ、ブラックグリーン、ジャーマングレー
ハルレッド等を混ぜて数回ウォッシング→拭き取り→フラットクリアー吹きつけを繰り返しました。
途中、隠し味でメタリック系も薄く吹き付けたりしています。

今回は白黒ゴジラを目指していたので口内や背びれは明度を変えたグレー系で仕上げています。
また映画を見ると初ゴジは多少、ぬめっとした感じがあるようなので、完全ツヤ消しとはせずに
所々半ツヤが残る感じにしました。
モノトーン塗装は基本色の設定とメリハリを付けるのが難しいのですが、イメージに近い仕上がりになりました。

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(2005年2月 製作)
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# by pasin_web | 2012-08-04 01:31 | 初代ゴジラ

管理人の作ったゴジラガレージキットを展示してます。(画像をクリックすると大サイズで表示されます)


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