韮沢靖イラストイメージゴジラ
T's Facto 25cmキャストキット 原型:山脇 隆
アトリエG1のフルアクションミレゴジキットの箱絵用にイラストレーターの韮澤靖氏が
起こしたイラスト(画像1)を山脇氏が立体化したというちょっとややこしいキット(^^;。
ご覧の通り、イラストをそのまま立体化した訳では無く、体型やポージングには
アレンジが加えられています。
韮澤氏はご存知の通り「ゴジラファイナルウォーズ」版ガイガンのデザインを手がけています。
その際、ガイガンと併せてゴジラのデザイン案も起こしていたらしく
劇場版豪華パンフレット付属のCDでその姿を確認できます(画像2)。
今回のキットはその辺のイメージも加味したそうで、ポージングもファイナルウォーズのポスター
も髣髴させるものとなってます。
個人的にはこの造型、非常に気に入っております。
“トラウマガメラ”ならぬ“トラウマゴジラ”と呼びたくなるような禍々しい面構え。
スパイキーな体表デティール、怒髪天をつくような背びれ・・・酒井ゴジラと比較しても
遜色無い魅力的なゴジラだと思います。
今回も基本的には改造無しの素組です。
一点、右側の口元は切れ込みが足りない気がしたので多少手を加えました。
塗装の方は画像2のイメージも入れた形で塗ってみました。
サフはホルツのプライマー、塗料は主にクレオスMRカラーを使用。
まずは基本色としてフラットブラック+シルバー+つや消し剤をエアブラシ塗装。
デティールを際立たす為、ここでエナメルのブラックをウォッシング。
生乾きのうちにペトロールを使って凸部は布で軽く拭き取り。
胸部はイラストを参考にフラットレッドを吹き付け。
ところがイラスト通りに塗ったら違和感アリアリ。
色々悩んだ挙句、凸部を中心にドライブラシで基本色を乗せて
内部が赤くなっているように表現を和らげました(汗。
クリアパープル、クリアブルー、クリアグリーン等をシャドー、ハイライト等
要所要所に吹き付け。
再度エナメルのブラックでウォッシングして色調を整える。
半ツヤクリアを全身に万遍なく、薄吹きしてコーティング。
背びれは当初、ピンク系だったんですがこれも合わないのでオレンジ系に変更。
これまたイマイチだったので最終的には画像のようなイエロー系に落ち着きました(^^;。
口内はプライマー吹き付け後、アクリルのクリアレッドを筆ムラ
が出るくらい大まかに塗って乾いたら、クリアブルーでウォッシング。
最後にシンナーで牙をふき取りレジンの地色を出します。
思いっきり不気味な感じにしてみました。
爪もレジンの地色を生かす形で塗装。
まずプライマー吹き付け後、クリア+パールブルーを吹き付け。
次にダークブラウンで根元を中心にウォッシング。
適当に拭き取ったら、クリアオレンジ、クリアイエロー、パープル等を薄吹き。
パールが溶け出すようシンナーを多めにして吹き付けるのがポイント。
最後に基本色で指と爪の境界線をぼかして生物感を出す。
目玉はサフレス塗装。ここも当初、シルバー地にクリアレッドでイラストのような
赤目にしてみたんですが、迫力不足だったのでイエロー〜レッドのグラデーションになってます。
当初かなりエキセントリックなゴジラにする予定だったんですが、最終的には
胸が赤いぐらいで割と普通のゴジラになっちゃいましたねー(汗。
とはいえかなり自由に塗れる造型だと思いますので将来又違った形の塗装に
チャレンジしてみたいです。
しかし、このゴジラも基本的にはミレゴジがベースな訳ですからMASHさんがデザインした
基本ラインは非常に魅力的かつ可能性を秘めていた事がわかりますね。
GFWもこのゴジラだったら良かったのにと毎度のように愚痴る私でした(^^;;。
(2005/1/11)
アトリエG1のフルアクションミレゴジキットの箱絵用にイラストレーターの韮澤靖氏が
起こしたイラスト(画像1)を山脇氏が立体化したというちょっとややこしいキット(^^;。
ご覧の通り、イラストをそのまま立体化した訳では無く、体型やポージングには
アレンジが加えられています。
韮澤氏はご存知の通り「ゴジラファイナルウォーズ」版ガイガンのデザインを手がけています。
その際、ガイガンと併せてゴジラのデザイン案も起こしていたらしく
劇場版豪華パンフレット付属のCDでその姿を確認できます(画像2)。
今回のキットはその辺のイメージも加味したそうで、ポージングもファイナルウォーズのポスター
も髣髴させるものとなってます。
個人的にはこの造型、非常に気に入っております。
“トラウマガメラ”ならぬ“トラウマゴジラ”と呼びたくなるような禍々しい面構え。
スパイキーな体表デティール、怒髪天をつくような背びれ・・・酒井ゴジラと比較しても
遜色無い魅力的なゴジラだと思います。
今回も基本的には改造無しの素組です。
一点、右側の口元は切れ込みが足りない気がしたので多少手を加えました。
塗装の方は画像2のイメージも入れた形で塗ってみました。
サフはホルツのプライマー、塗料は主にクレオスMRカラーを使用。
まずは基本色としてフラットブラック+シルバー+つや消し剤をエアブラシ塗装。
デティールを際立たす為、ここでエナメルのブラックをウォッシング。
生乾きのうちにペトロールを使って凸部は布で軽く拭き取り。
胸部はイラストを参考にフラットレッドを吹き付け。
ところがイラスト通りに塗ったら違和感アリアリ。
色々悩んだ挙句、凸部を中心にドライブラシで基本色を乗せて
内部が赤くなっているように表現を和らげました(汗。
クリアパープル、クリアブルー、クリアグリーン等をシャドー、ハイライト等
要所要所に吹き付け。
再度エナメルのブラックでウォッシングして色調を整える。
半ツヤクリアを全身に万遍なく、薄吹きしてコーティング。
背びれは当初、ピンク系だったんですがこれも合わないのでオレンジ系に変更。
これまたイマイチだったので最終的には画像のようなイエロー系に落ち着きました(^^;。
口内はプライマー吹き付け後、アクリルのクリアレッドを筆ムラ
が出るくらい大まかに塗って乾いたら、クリアブルーでウォッシング。
最後にシンナーで牙をふき取りレジンの地色を出します。
思いっきり不気味な感じにしてみました。
爪もレジンの地色を生かす形で塗装。
まずプライマー吹き付け後、クリア+パールブルーを吹き付け。
次にダークブラウンで根元を中心にウォッシング。
適当に拭き取ったら、クリアオレンジ、クリアイエロー、パープル等を薄吹き。
パールが溶け出すようシンナーを多めにして吹き付けるのがポイント。
最後に基本色で指と爪の境界線をぼかして生物感を出す。
目玉はサフレス塗装。ここも当初、シルバー地にクリアレッドでイラストのような
赤目にしてみたんですが、迫力不足だったのでイエロー〜レッドのグラデーションになってます。
当初かなりエキセントリックなゴジラにする予定だったんですが、最終的には
胸が赤いぐらいで割と普通のゴジラになっちゃいましたねー(汗。
とはいえかなり自由に塗れる造型だと思いますので将来又違った形の塗装に
チャレンジしてみたいです。
しかし、このゴジラも基本的にはミレゴジがベースな訳ですからMASHさんがデザインした
基本ラインは非常に魅力的かつ可能性を秘めていた事がわかりますね。
GFWもこのゴジラだったら良かったのにと毎度のように愚痴る私でした(^^;;。
(2005/1/11)
by pasin_web
| 2012-07-30 01:19
| ミレゴジ系